神託同盟のトップと噂される青年。「人懐こい」と表現される立ち振る舞いが特徴的で、その親近感を呼び起こす人格によって多数のシンパを集めている。 表向きは暴力行為反対を掲げ、同盟に天使を「勧誘」するときもできるだけ穏当な手段を取るように指示してはいるが、自身が戦闘に関わる場合は誰より容赦も躊躇もなく他人の命を塵にする。 一方で策謀には疎いらしく、頭脳労働は仲間に一任している。 子供好き。ギフトを応用した手品で神託同盟アジト内にいる子供たちと一緒に遊んでいる姿がよく目撃されている。
指定した範囲を「暗闇」にする。部屋の中、服の内側などの「容れ物・枠の中」を暗くすることはもちろん、空中にボールのような暗闇を出現させることも可能。ボールの直径は3㎝ほどから本人の身長まで可変。 容れ物・枠の中に暗闇を生成した場合、容れ物が閉じた状態ではなくなったり枠が破壊されると暗闇は解除されてしまう。一方で空中に出した暗闇は自分の意思でオンオフが可能なほか、時間経過で解除されるようだが正確な制限時間は不明。 暗闇はあらゆる光を吸収するほか、ポケット代わりに物を出し入れすることもできる。一度暗闇の中に入れた物はその暗闇を解除しても入れたままになる上、新たに暗闇を出現させた時に自由に取り出せるため、オスクロはこれを簡易的な倉庫として使っているような節がある。 空中に出した暗闇の中に一部だけ物を入れ、その状態で暗闇が消えた場合は暗闇の内外の断面で切断されてしまう。
ギフトの実態は「異空間」。暗闇の内部ではオスクロの望む「現象」が実現する。 例えば部屋の中を暗闇にし、内部にいる他人のギフト使用を制限したいと望めばその通りになってしまう。 物理法則すら(そもそもギフトの前ではあって無いようなものだが)無視することもできるし、命さえ簡素に弄べる。非常に危険度の高いギフトの一つ。